

複雑な環境設定が不要
- 環境設定の簡素化
- 利用するパソコンの環境設定の大幅な簡素化を図り、事前に必要な準備は申請用総合ソフトのインストールと申請者情報の登録のみとなりました。
- ※ 申請用総合ソフトは、.NET Framework4.8がインストールされている必要があります。
- 自動バージョンチェック機能
- 申請用総合ソフト起動時に自動でバージョンチェックを行い、最新バージョンを登記・供託オンライン申請システムのサーバーから取得することができます。
この機能により、申請書様式・登記所情報・ヘルプファイルなどを常に最新の状態とすることができます。
データ管理機能
- 申請関連情報の一元管理
- 申請用総合ソフトでは、申請書、添付ファイル、公文書等の各種ファイルをはじめ、処理状況や受付番号等をソフト内で一元的に管理します。
これにより、利用者は、同ソフトで申請業務の管理をすることもできます。
また、同ソフトでデータ管理を可能とすることで、インターネット未接続時や、システムの運用時間外であっても、申請関連情報の確認その他の処理をすることができます。
- 最新の処理状況の取得は1クリック
- 申請用総合ソフトでは、更新ボタンをクリックすることで、最新の処理状況を取得する仕組みとなっています。
また、受付のお知らせや納付情報、公文書、補正通知なども併せて取得することが可能であり、これらがすべて1クリックのみの操作で簡単に利用できます。
- 申請データの書き出し/取り込み
- 申請用総合ソフトでは、特定の申請データなどの書き出し/取り込みができます。これにより、遠隔地にいる資格者代理人等の間で申請データなどをやり取りすることができます。
- 注 データの書き出しでは、書き出し先のファイルにコピーされるため、申請用総合ソフトのデータフォルダからデータが削除されることはありません。
- バックアップ及び復元機能
- 申請用総合ソフトで作成した申請情報、登記識別情報関係様式及び申請情報等に添付したファイルは、申請用総合ソフトでバックアップ処理を行うことによりzipファイル形式で保存することができます。また、保存したzipファイルは復元処理をすることにより、バックアップ時の状態に戻すことができます。
申請用総合ソフトでは、利用者のPC上に申請データを保管するため、手続終了前に当該データが消失等した場合は、電子公文書の取得等が行えなくなりますので、定期的にバックアップを行い、別媒体へ保存することを推奨します。
-
- 注 手続終了前に当該データが消失等したことによりバックアップしていた申請データを復元した場合、バックアップ処理をしてから復元するまでの間に取得した電子公文書を、再度、取得することはできません。ただし、各種お知らせ等の情報は、手続終了から92日間は更新することができます。
申請書作成機能
- 入力支援機能「登録事項転記」
- 申請書様式に、各種入力支援機能を設けます。
申請書の「登録事項転記」ボタンをクリックすると、あらかじめ申請用総合ソフトに「入力支援情報」として登録していた項目(氏名・氏名(フリガナ)、住所、電話番号)が様式に応じて自動的に転記されます。
また、納付情報欄には、登録された氏名(フリガナ)が自動で反映されます。
- 登記申請書から登記識別情報関係様式への入力内容の転記
- 登記識別情報関係様式(提供様式、届出様式/取得者特定ファイル)については、申請書の入力内容を転記して作成する機能を提供します。
これにより、申請書で入力済の項目について、再度入力する必要がありません。
- 「物件(会社・法人)情報コピー」及び「物件(会社・法人)情報貼り付け」機能
- 一度、申請(請求)書に入力した物件(会社・法人)情報を他の申請(請求)書へコピーをすることができます。
複数電子公文書の一括取得
不動産登記の申請においては、電子公文書一括取得用申請様式を提供します。この申請書様式を用いることで、登記完了後に別途(注)ダウンロードすることなく、登記識別情報を含む電子公文書を取得することが可能となります。
- 注 従来どおりのダウンロード様式による申請も可能です。
ファイル添付機能
- ファイルの添付を簡単・便利に
- 申請用総合ソフトでは、ファイル添付機能によってファイルをまとめて選択し、添付することができます。
また、送信対象の申請情報と添付ファイルを一元的に管理しますので、ファイルの添付漏れの防止につながります。
電子署名の付与機能
- オフラインでの署名付与
- 申請用総合ソフトでは、登記・供託オンライン申請システムに接続することなく、ご利用のPCで電子署名を付与することができます。
また、電子署名後の申請データをまとめて書き出して、メールで送付することもできるため、遠隔地にある資格者代理人間での複数電子署名の付与が可能となります。
- 一括署名付与
- 複数ファイルを選択することで一括して署名を付与することができます。
署名の都度パスワードを入力する必要はなく、署名付与にかかる時間も短縮されます。
申請データ送信機能
- 申請用総合ソフトからの直接送信
- 申請用総合ソフトでは、同ソフトから直接申請データを送信します。
- 連件同順位設定も簡単に
- 申請用総合ソフトでは、連件同順位設定画面において、様式名に登記の目的ごとの様式名が表示されるとともに、利用者が任意に付与できる「件名」が表示されるので、連件同順位設定における確認が容易となり、設定誤りを防止できます。
通知機能
- 受付のお知らせの通知
- 登記・供託オンライン申請システムでは、不動産登記、商業・法人登記及び電子証明書関連の申請を受け付けた後、申請情報とともに受付年月日、受付番号(電子証明書関連の申請の場合は整理番号)及び受付登記所名を表示する「受付のお知らせ」を通知します。
当該情報はHTMLファイル形式で通知しますので、ご利用のPCのブラウザから印刷することができます。
- 重要なお知らせの通知
- 申請用総合ソフト上にて、「重要なお知らせ」を確認することができます。
申請用総合ソフトから本システムにログインした際に表示可能となるほか、過去の通知状況も確認することができます。
その他
- 登録免許税納付用紙、書面により提出した添付情報の内訳表等の印刷が可能に
- 申請用総合ソフトから登録免許税納付用紙及び書面により提出した添付情報の内訳表を印刷することができます。
- 署名用ICカード切替機能
- 申請用総合ソフトには「署名用ICカード切替機能」が含まれていますので、別のツールにより再起動をする必要がなくなります。