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ICカード格納型電子証明書を利用する際の留意事項

 ICカード格納型電子証明書を利用する際の留意事項は、次のとおりです。

利用可能なICカード格納型電子証明書について

 登記・供託オンライン申請システムで利用可能なICカード格納型電子証明書(ICカードに格納された電子証明書)は、「利用可能な電子証明書」に記載されている認証局等が発行するものに限ります。
 なお、手続によっても利用可能なICカード格納型電子証明書が異なりますので、ご注意ください。

認証局から交付されるICカードについて

 認証局からICカードで電子署名用電子証明書の交付を受ける場合、そのICカードのドライバソフトウェアがPKCS#11(注)に対応しているものであれば、登記・供託オンライン申請システムで電子申請を行う際に、ICカードを読み込んで電子署名をすることができます。

公的個人認証サービス 利用者クライアントソフトについて

 公的個人認証サービスが提供している利用者クライアントソフトについて、登記・供託オンライン申請システムでご利用できるのは、次のバージョンとなります。
  • 利用者クライアントソフト ver3.0
 なお、利用者クライアントソフトの取得方法や動作環境等については、公的個人認証サービスポータルサイトをご覧ください。

市区町村から交付されるマイナンバーカード(個人番号カード)の利用について

 平成28年1月以降、希望者に市区町村から交付されるマイナンバーカード(個人番号カード)に格納された公的個人認証サービスに基づく電子証明書を申請用総合ソフトで利用するには、申請用総合ソフトのオプション画面から使用するICカードライブラリを切り替える事前作業が必要です。詳細は、「マイナンバーカード(個人番号カード)を電子署名で利用する方法」のページをご覧ください。

政府認証基盤(GPKI)の政府共用認証局(官職認証局)が発行する電子証明書(官職証明書)の利用について

  • 申請用総合ソフトの「ICカード切替」において、政府認証基盤(GPKI)の電子証明書(官職証明書)を登録する際や切り替える際には、「公的個人認証サービス(個人番号カード)」と表示されますので、ご注意願います。
  • 同一のPCで政府認証基盤と公的個人認証サービスの電子証明書を使用することはできません。

地方公共団体組織認証基盤(LGPKI)職責証明書の利用について

 地方公共団体で登記・供託オンライン申請システムを利用するためには、
  • 地方公共団体組織認証基盤(LGPKI)の職責証明書を利用可能な環境を用意すること
  • PCがインターネット環境又はLGWAN環境に接続可能であること
が必要となります。
 なお、LGPKIについては、USBトークン格納型電子証明書においてもICカード格納型電子証明書と同様に利用可能です。

 また、地方公共団体組織認証基盤(LGPKI)の職責証明書により電子署名をするために、次の手順(1)及び(2)を実施してください。

  • (1) エクスプローラを開き、「C:\Program Files\Common Files\e-gov_app\load_path」フォルダが存在することを確認します。「C:\Program Files\Common Files」フォルダ配下に「e-gov_app」フォルダが存在しない場合又は「e-gov_app」フォルダ配下に「load_path」フォルダが存在しない場合は、「e-gov_app」フォルダ及び「load_path」フォルダを作成してください。
  • (2) 「default.dat.LGWAN-001」ファイル(注1)を申請用総合ソフトのデータフォルダ内の所定の位置(注2)に保存してください。
     次に、申請用総合ソフトの処理状況表示画面の「ツール」→「オプション」→「ICカード切替」を開き、「使用するICカードライブラリを選択して下さい。」プルダウンメニューから「地方自治体職責証明書」を選択した後、「設定」ボタンをクリックしてください。
    ※USBトークンを使用する場合も同じ手順で設定してください。
  • (注1)  汎用受付等システムでは、ロードすべきPKCS#11ライブラリのパス名を記述したロード定義情報ファイルからパス名を取得し、ロードする方式を採用しています。
     提供するLGPKI用ロード定義情報ファイル(default.dat.LGWAN-001)の内容は、ICカード、ICカードドライバのバージョン及びUSBトークンによって異なり、以下のとおりです。
     なお、「default.dat.LGWAN-001」ファイルは、該当するICカード、ICカードドライバのバージョン及びUSBトークンに記載した「default.dat.LGWAN-001」ファイルをクリックするとダウンロードすることができます。  
     
    三菱電機社製のICカードを使用する場合
     
     ICカードドライバのバージョンが「B30」以前の場合
     「default.dat.LGWAN-001」ファイル
     【default.dat.LGWAN-001の内容】
       name=LGWAN-001
       path=C:\Program Files\LGWAN\P11Std9a.dll
       pathSign=C:\Program Files\LGWAN\P11Std9a.dll

     ICカードドライバのバージョンが「C00」以降の場合
     「default.dat.LGWAN-001」ファイル
     【default.dat.LGWAN-001の内容】
       name=LGWAN-001
       path=C:\WINDOWS\system32\P11Std9a.dll
       pathSign=C:\WINDOWS\system32\P11Std9a.dll
     
    タレス社製のUSBトークンを使用する場合
     
     「default.dat.LGWAN-001」ファイル
     【default.dat.LGWAN-001の内容】
       name=LGWAN-001
       path=C:\Windows\System32\eTPKCS11.dll
       pathSign=C:\Windows\System32\eTPKCS11.dll
     
  •  ICカードドライバのインストール先がdefault.dat.LGWAN-001に示されたpathキーの値及びpathSignキーの値以外のアドレスの場合は、default.dat.LGWAN-001ファイルをメモ帳で開き、pathキーの値及びpathSignキーの値を変更してください。
    • (例1) path=D:\ic_driver\LGWAN\P11Std9a.dll
      pathSign=D:\ic_driver\LGWAN\P11Std9a.dll


  • (注2) データフォルダは、申請用総合ソフトの初期インストール時に「ShinseiyoSogoSoft」という名称で、以下のとおり保存されますので、「default.dat.LGWAN-001」ファイルを「files」フォルダの配下に保存してください。
    ※既に「default.dat.LGWAN-001」ファイルが存在した場合、上書きしてください。
  •  <Windows 11 又は 10の場合>
     C:\(Users\PCのユーザー名\)Documents\ShinseiyoSogoSoft\icswitch\files

  • (注3) 使用するICカード、ICカードドライバのバージョン又はUSBトークンを変更された方は、再度(2)を実施してください。
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